2009年04月24日

行動と理由

2009年4月23日 晴れ

先日、かまさんご夫妻といつものカフェに行ったときのはなし。

店内は混んでいたので、入り口の席にすわっていると、ラブラドールの男の子を連れた女性が入ってきた。

あちらもうめを見て唸っていたのだが、うめも応戦している。

ラブラドールの雄に唸るなんてめずらしいなと思って、よくよく見たら、1ヶ月ほど前に、私に唸って飛びかかろうとしたワンだった。

うめは、どうやらそれを覚えていたらしい。

「今日は機嫌悪いな〜」で終わってしまいそうなうめの行動も
ちゃ〜んと理由があったのだ。



うめが唸るワンコはだいたい決まっている。

まず、
バセンジー
これは、トラウマがあるからしょうがないか。


柴犬(特に雌)
これも、トラウマ?


吠える犬
柴犬にワンワン吠えて追いかけ回されて噛まれているからか?
吠えられると、最初の2,3回はうめもガウガウするが、
しつこく吠えられると、シカトする。


テンションの高い犬
成犬で動きの早い犬は苦手。
ドンくさいうめはついていけないからか?
それとも何されるかわからないから怖いのか?


ボーダーコリー
ペットホテルで何かあったのでなければ、ボーダーコリーに何かされたという記憶はない。
が、黒白のボーダーコリーには100%唸る。
ずっとナゾの行動だったのだが、最近あるサイトを見て思い当たることがあった。

ボーダーコリーは「アイ」で羊を統率する。
もしかしたら、ボーダーコリーはうめのことを凝視しているのではないだろうか?

と思って、カフェや公園などで観察していると、なるほど、じ〜っと見ている。
もちろんうめも、じ〜っと見ている。
それで、お互いガウガウはじまって、好戦的になる確率が高い。

ボーダーコリーが他の犬種に対する態度は、うめに対するものと全くちがう気がする。
たとえ高齢になっても、ボーダーコリーは、うめのガウガウを許してはくれない。

もしかして、ボーダーコリーから見ると、うめは「犬」でなく、羊の天敵の「狼」に見える?
またはコヨーテか?

あるサイトとは、dog actually
犬や動物のプロの方々がコラムを担当しているサイト。
それぞれのコラムが、なかなか読み応えがあっておすすめ。

その中で、藤田りか子さんのコラム
北欧のアニマルトレーナーに聞く (2)
に、犬の信用を得る話があって、なるほど!と思われる記述があった。


===== dog actuallyから抜粋 =====

「ほら、よその家に招かれたりするじゃない。で、そこに犬がいるとする。でもこの犬はちょっとシャイで、入ってくるなりワンワンと吠え立てるものの、ラブみたいにベタベタしてこない。ちょっと拍子抜けしたその客人は自分は動物が好きなんです!とホストにアピールしたいばかりに、いや、本当は動物と 接したいばかりに、すぐに撫でにいったりする。と、犬は耳を後ろに伏せてひょいと体をかわす。手が伸びてくると、一応触れさせるけど、耳はすっかり後ろに 伏せられたまま。なんか、我慢しているっていう感じ」

この客人の行為が信用を壊す第一歩なのだそうだ。己がよかれと思った行動。動物と仲良くしたいために、人間に対するのと同じようにまずダイレクトな接触を試みる方法。この人間的思考がどうやらよくないらしい。

「こういう犬から信用を勝ち得る一番いい方法は、その犬を無視すること。ホストとまず、コーヒーでも飲んで会話をする。でも犬を「かわいいわねぇ」などといってじっと見つめたりしない」

そのうち、犬は「あの客人はこっちに寄ってこないから安心!」と思い始め、まずはニオイをかいで相手を確認しようとする。

「その時も、犬が近づいてきた!と喜んで、撫でたりしないことね。ほっとくのよ」

面白いと思った。人間的に、特に日本人的に、というのもすぐ恩とか考えてしまうたいていの日本人なら、やってきてくれてありがとう、とすぐに撫で返してあげて、犬の気持ちを汲み取ろうとするだろう。

「犬にとって慣れていない人間の手の動きって嫌なものよ。何されるかわかったもんじゃないでしょう。だってまだ「信用」を得てないんですもの。せっかくニオイをかぎに来たのに、ここでまた手がにょきりと伸びると、犬からの信用を落としてしまう」

そういうときはね、とヴィヴェケさんはテーブルのコーヒーカップに手を伸ばしながら

「こうするのよ。わざと手を動かすのだけど、決して犬に向けて行わない。コーヒーカップをつかんで、手の動きを見せてあげる。すると犬は徐々に客人の動きに慣れてくる。しばらくすると犬は本当に慣れてくるから、そのときね。撫でてあげることができるのは」

===== ここまで =====


この通りなのだ!

うめは会った瞬間に無視されると、しばらくして自分からそのひとに近づいていく。
そして、友好な関係になる。

逆に、相手から近づいて来る場合は、唸ってあばれるので友好になるのは難しい。
犬に対する態度も一緒。


「きまぐれな犬」ですますことが最近多くなってきたが、すべての行動にはちゃーんと理由があったのだ。

その理由に気づかないと「信用」を得るのは難しいのだなぁと思う。

IMGP6713.jpg
寝てるし。。。


体重:11.2kg


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ニックネーム うめまる at 02:08| Comment(16) | TrackBack(0) | よもやま話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なーるほど。なんだか、とても納得です。私達が気付かないだけで、きっと、いろんな理由が存在するんですね。一つでも多く解明できると、理解や信頼が深まっていいのかもしれませんね〜。
あずきは、人が触ろうとすると必ず逃げます。まったくの愛想無しで、ほかのワンコとは違うなぁ〜と思ってました。せっかく可愛がってくれようとしてるのに、あからさまに避けたりするので「すみません」と謝る事が多いんです。単に落ち着きがないだけかもしれませんが。(笑)

Posted by うめちょりん at 2009年04月24日 09:07
お久しぶりです。ちょうど「犬の科学」っていう本を読み終え(最後まで半信半疑で読んだのですが)、今までの犬との接し方間違ってたな〜と反省したところでした。
犬好きであるがために犬も人間も一緒だと考えがちだけど、全く違う視点で物を見てるんですよね。
それはそうと、今ちらっとうちのアップル見たら最後のうめちゃんの画像と同じ格好で寝てるから笑っちゃいました顔(笑)
Posted by atu at 2009年04月24日 11:19
犬好きだけど、接し方を全く知らなかったなぁと思いました。
いつか、うめちゃんに会えた時のために、覚えておかなければねホネ

バセがいつも思案顔をしているのは、こういう事なのかな?
ちなみに、ウチも柴犬ちゃんとは相性が良くありませんし、ウルサイ子も駄目です。
うめちゃん、かまさん宅でのあの落ち着きっぷりができるのは、かまさんがバセの習性を良くご存知だからってことなのでしょうねぇ。
Posted by ゴン at 2009年04月24日 13:07
犬の行動には絶対に理由があると思います!
うめちゃんも例外ではなく、ちゃ〜〜んと考えてるんですよ(笑)
アル吉はシェルティが嫌いです
なぜかというと(たぶんですが)アル吉がまだ小さい頃は一緒に遊んでたのに、そのシェルティちゃんが突然私の足を噛んだのです。それしか理由が考えられないんです、それ以来シェルティには唸るようになりました
うめちゃんも小さい身体でちゃんとささぴさんのこと守ってます犬(笑)
Posted by Naoko at 2009年04月24日 20:15
>うめちょりんさん、
たいていのバセンジーは素っ気ないですよね。
でも、あずきちゃんは、とってもフレンドリーな印象だったので意外です。

私も小さい頃はかわいかったので(w)、よく近所のひとや来客に頭をなでられたり、顔を触られたり、手をつながれたりしたのですが、それがとってもいやでした。
母に泣いて文句を言ったこともあります。

飼い主にうめは似ちゃったのかもしれないですね〜(w
そんなわけで、お散歩中はあやまってばかりですよ〜。
Posted by うめママ at 2009年04月24日 21:46
>atuさん、
お久しぶりです!
ときどき(?)見てくださってると思うと、うれしいです♪

うめが家に来るまで、犬という動物は撫でられると喜ぶものだと思っていました。
でも、それは、信頼関係があってのことなのですね〜

アップルちゃんはお元気ですか?
うめがパピーの頃からアップルちゃんと同じようなポーズしてましたものね(w

Posted by うめママ at 2009年04月24日 21:51
>ゴンさん、
うめに会ったら目を見ないで、無視してくれるだけでいいのです!
簡単でしょ?(w

かまさんは8年間バセンジーと過ごしてきたので、いろいろな経験があるのだと思います。
そして、ディアちゃんとファイン君の赤ちゃんは7頭いたので、一時的に9頭も面倒みていたんですよ〜
バセンジー育ての良い先輩です。

Posted by うめママ at 2009年04月24日 22:15
>Naokoさん、
アル吉さんもNaokoさんを守ろうとしているんですね。
犬の記憶力ってすごいですよね。
ずーっと覚えてるみたいなんです。
となると。。。これからラブくんには唸るようになっちゃうのでしょか?
それも困るなぁ。。。


Posted by うめママ at 2009年04月24日 22:21
なるほど・・・犬の行動にはいろいろな理由があるのですねー。。
勉強になります。。
家の2バセはどうなんだろう??
自分から近づいて行く割には・・・そっけなかったり。。
確かに初めての相手に頭をナデナデされるのは嫌いみたいですけど。。
ん〜、もっと勉強しないと。。
Posted by kuuga(ルビママ) at 2009年04月24日 23:28
>kuugaさん、
そそ。
他のフレンドリーな犬種は、はじめてだろうがなんだろうが、しっぽ振って喜んでくれるじゃないですか。
素っ気ない感じがやっぱり猫?って思っちゃいます。
でも、自分に置き換えてみたら、知らない人に頭触られたりするのいやですよね〜

Posted by うめママ at 2009年04月24日 23:56
うめちゃんは思慮深い性格なんですね。
確かに行動には必ず理由があると思います。
ワンコが言葉を話せればいいのにね。

あずきちゃんも意外に人に対して神経質な面が
あるようだし、バセンジーは全般的にそういう傾向に
あるのかもしれません。

しかしアルは違うんです。
初対面の人にも「遊んで遊んで!」と自分から
向かっていきます。
そしてナデナデが嬉しいのか置物のようにじっと
して撫でられてます。
いきなり頬ずりされたり頭や耳をクシュクシュ揉まれたり
されても平気でむしろ嬉しそうにしてます。
いきなりしっぽをびよ〜んと伸ばされても怒りません。

以前アルを気に入らなくて吠えながら襲ってきたゴールデンにも
先日はチューしてたそうだし(^_^;)←母情報
アルは「細かいことは気にしない」お気楽な性格なのかも。

しかし私や母がしつこく撫でると逃げていきます(笑)
自分からはチューをせがんで来るくせに(^_^;)
バセンジーって奥が深い犬種だと思います。
Posted by りょうすけの姉 at 2009年04月25日 03:43
>りょうすけの姉さん、
アル君はまだパピーなのかなぁ?
うめもパピーの頃はそうでしたよ。
大人になるにつれ神経質な面が出てきました。

それとも、アル君は見かけはバセンジー、心はゴールデンとか?

バセンジーでもしっぽを振って喜んでくれたりするフレンドリーな子もいるので、育て方なのかもしれないですね。


Posted by うめママ at 2009年04月25日 13:15
いつもながら、なるほど〜!と感心させられるばかりです。
月も、知らない人には自分から近づいておきながら撫でられそうになるとひょいっとかわします。特に30代くらいまでの若い男性は苦手です。。
月が初めてガウガウしたワンコがボーダーコリーだったんですが、理由が思い当たらずびっくりしたんです!!
うめママさんの仰る「アイ」だったのかもしれません。かなり納得です〜〜。しかもブルーアイのコだったし(関係ないかな?^^;)
月はプードルもダメなんですよね〜↓↓犬関係も人間同様で複雑そうですね。。。
Posted by るなっぺ at 2009年04月25日 16:20
いちいち頷きながら読んでしまいました。(笑)
MOCAは自分からバセに喧嘩をふっかけることはまずないのですが(ヘタに手を出すと痛い目に遭うと学習したようです)、2回続けて旦那のことを噛んだ1頭のバセだけには必ず自分から向かっていきます。
・・・自分の犬の行動を見て、理由を把握していれば、大惨事は未然に防ぐことができますよね。
犬を飼っている人には、そのくらいのことは飼い主の努めと思って徹底してもらいたいものです。
Posted by ena at 2009年04月25日 16:49
>るなっぺさん、
男の人苦手なワンって多いですよね。
うめは女性がダメです〜
ブルーアイのボーダーコリーってめずらしいですね。
ボーダーコリーに会うことがあったら、今度観察してみてください。
うめ地方の子はみ〜んな、じ〜っと見てます。

Posted by うめママ at 2009年04月25日 17:34
>enaさん、
アル吉さんと一緒ですね。
家族を噛んだワンをちゃ〜んと覚えていて、守ってくれてるんですね。

うめも嫌いな人とワンには向かって行っちゃいます(涙

怪我するのも、させるのも、防げるのは飼い主だけですものね。
気をつけねば。。。


Posted by うめママ at 2009年04月25日 17:45
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